外資の翻訳会社にトライ!


同業者のみなさまはいろいろなクライアントとお仕事なさってることと思います。

わたしは今、特許翻訳をメインに、特許事務所と日本の翻訳会社から主にお仕事をもらっています。


当然のことながら、その性質上、翻訳会社は全世界に存在します。

ちなみに、ものすごく古い資料ですが、2011年度の業界世界ランキング30位を以下、紹介しておきます。もちろんのことながら現状はかなり変化していると思われます(最新資料を探せませんでした)。



翻訳会社


シェアを大きく占めるのが外資でありながら、日本の企業あるいは事務所からしか依頼を受けていない翻訳者も、特に特許翻訳者に限っては割と多いような印象があります。

いや、仕事はほとんど外資からだよ!

というフリーランス特許翻訳者がいらっしゃったらぜひ教えていただきたいな(笑)。



この30位以内に入る外国の企業とも一応契約を交わしているのですが、受けたい分野が変わってきて、現在はあまりお付き合いができていません。

しかし、今後のことを考えて、欧米のビッグメーカーの仕事を受けることも、安定的かつ効率的な収入確保のために必要かな、と今さらながらに考え、外資翻訳会社の英日のトライアルにチャレンジすることにしました。

最近では英日の依頼も徐々に増えてきており、英日の場合、外国の翻訳会社が多くの仕事を確保しているというのは明らかです。


トライアルにチャレンジするのは、本当に久しぶりだったので、

「キャリアだけ長くなってしまってるのに、落ちたらどうしよう・・・」

と不安でしたが、フリーランスに妙なプライドは禁物。

心をたたき割られるのも覚悟の上で、トライした結果・・・・


無事、「合格!」のお返事を頂けました。


想定通りとはとても言えませんが、日本の翻訳会社からたまに受けている某企業の仕事、外資が抑えているんじゃないかなと思っていたところ、トライアルでピタリと出たのが驚きです。

「テストの結果、依頼したい案件がたくさんございます」

というお言葉をいただけたので(そのまま受け取るほど単純ではありませんがw)、まずはいくつか依頼を受けつつ、レートとの関係も含め、様子を見たいと思います。

本日はここまで。

外資と日本の企業の性格の違いについてもレポできたら。



PS
旦那さんは日本→外資のサラリーマンだったので、その辺をいろいろとレクチャうけたいかも。


翻訳者(フリーランス)の引退はいつ?


2017年度の法人決算を済ませ、あとは税金を払うのみ。

今年はお金勘定に関しては本業だっただんなさんが主体となって整理してくれたのでかなり楽!

そして、これまでのずさんな帳簿付けに呆れられて、仕事関連のテンプレートを作ってくれたので、2018年度の経理はスピードアップするはずです。

確定申告も近づいてきて、フリーランスの皆さまもだんだんと追い込まれていくシーズンですね。




さて、以前翻訳関係の何かの集まりに出かけ、

「いつまで翻訳の仕事を続けますか?」

というアンケートに50代で翻訳の仕事を辞めたいという人がほぼゼロ、多くの人が60代どころか、70代、もしくは依頼が来なくなる最後のときまでと応えていたことに随分驚いた記憶があります。

わたしはそのとき、

「55歳くらいかなぁ~」

とふわりと想像していたような。

もちろん「引退」にもいろいろな定義があって、ボケ防止や趣味として続けたり、ポチポチと来る仕事だけ受けて、パート収入程度の翻訳者となったり、というのも、引退の一つの定義かもしれません。

個人的には、「会社を畳むとき」を、上記のスタンスを含めた翻訳者引退のターニングポイントと考えています。

ふわっと考えていた年齢に段々近づいてきました。

「人生100年」だとか、「働き方改革」とかが大きく叫ばれているこの頃ですけど、翻訳の仕事に限って言えば、30代40代の頃のようなバイタリティとエネルギーと柔軟性を持って、機械化のスピードも加速するこの業界を生き抜いていくことは私にはたぶん無理かも。後進にいさぎよく道を譲りたいと思います。

ただ、翻訳業界にこれから参入したいという若い人々がおそらくは多くないせいか(その代わりにリタイア定年族の参入希望者はかなり多そう笑)、まだあと数年は稼ぐチャンスも残っていそうです。できる限り、手持ちの資金を積みあげておきたい気持ちもあり、悩ましいところです。


もう一つ、

60代、70代まで働いて引退して、さて、暇ができたと思ったら、お金はあっても体力も気力もない。

という事態になるのが一番怖いのです。

もともとそんなに体力もないのに、その歳から夫婦で旅行に出かけたり、新たな趣味を始めたり、アクティブな暮らしができるとは思わず、人生の楽しみを本当に実感できるのは50代までのような気がしています。

もちろん歳を重ねて知る深い人生の味わいもあるでしょう。年齢を経るほど特に健康面のコストが嵩むのだから、働けるうちは働き続けるのがヨシという考え方も一理あり。

その一方で、食欲も失せてくると、オイシイ物をちょっぴり食べるだけで満足できるでしょうし、物欲が治まってくると、美容や服飾などにかけるお金も減ってくるでしょうし、体力が落ちると、インドアで楽しむ手頃な趣味(読書や映画鑑賞や園芸などなど)で満足するようになるはずです。


そんなことをイロイロと考えながら、なによりも

「自由時間の増えるお金作り」

もしくは、

「仕事と遊びが一体化したシゴト作り」


を目指して試行錯誤中です。「翻訳が楽しくて楽しくて仕方ない」という翻訳者なら(本当にいるようです)、人生はもう少しシンプルかも。真剣に取り組んではいるものの、残念ながらわたしはそうではありません(笑)。


早速浮気-memoQの巻

TRADOS何となく使えこなせそうになってきたので調子に乗って他のツール「memoQ」を購入。そんなにPCのスペック悪くないと思うんですけど、TRADOSやっぱり重いのです。テキストエディタに慣れているとタイピングの速度に機能がついてこないのがイラッとします。で、軽いと評判の良いmemoQに。

それともう一つ、登録している翻訳者のポータルサイト「Proz com」でのグループ購入ディスカウントが昨日までだったこともあります。ギリギリセーフで数万円安く購入できました。ドルとユーロを選択でき、昨日の為替ではユーロがお得だったのでユーロで払いました。memoQのHPから買う際もたぶんドルかユーロが選択可能だと思います(確認してください)。

HPは日本語に対応しておらず、マニュアルガイドも英語。おまけに購入時にちょっとトラブルがあって、メールで何度かやり取りすることになってそれも英語です。まあ、これを読んでくださっている同業者さんは問題ないですよね(笑)。


ご存じのように、買い物は大人買い派です。気になると一揃い揃えたくなります。これがツールや参考書ならお金を生む可能性もあるのでしょうが、洋服や靴も色チ買いが得意です。この癖がいいのか悪いのかは微妙ですけど、「どうしようかな~」と悩んでいる時間は勿体なくありませんか?そのバッグは次に訪れたときには売り切れているかも・・・。


eccho.jpg



さて、memoQ。TRADOSはネットでも様々な人が使い方やtipを公表してくださっていますが、memoQはまだ少ないですね。翻訳者のA嬢が「翻訳者も翻訳会社も、ツールの使いこなし方の『ツボ』は公にしたがらないのかも」というような趣旨のことを教えてくれました。確かに、前回のラーメンの話のように、自分なりの使い方をアレンジしていくことが大事なのかもしれません。こちら、こっそりとマニアックな勉強会を主催しようかと思いますでも、このブログでも便利♫ということがあれば書いてみるかも。


1日使ってみた感想として、TRADOSを大体習得していればmemoQは楽勝だと思います(私もTRADOSはまだ1週間程度しか使っていません)。基本的にはomega、Felixなどの他ツールもコンセプトは大きな違いはないのではないかと想像します。所詮ツールはツールです。他に勉強すること、したいこと、しなくてはならないことが山のようにあるので、ツール開拓&勉強はほどほどに。


そうそう、memoQ、TRADOSよりも軽いです!ストレス減りました。用語集のインポートもずっと楽で、同時にオリジナルファイルを参照できることもかなりポイント高いです(TRADOS2015ではできない?)。本物を見たい方はまたどうぞいつでも我が家にお越しください。



*ちなみに、次にMの会では、PC(ハードウェア)講座を開催します。翻訳者は意外とPCに弱い人がいますね。旦那様にお任せという声をよく聞きます。以前は羨ましいなぁと心から思っていましたが、実は自分で失敗を重ね、試行錯誤しつつ、諦めず前進することが上達の基本なのかもしれません。餅は餅屋とも思う一方で、基本の仕組みを知ることは、日々の仕事の中身ともリンクしていますから。

私の夫は今の会社には(おそらく)商品設計のSEエンジニアとして転職しました。なのでプログラミングは一応プロのはずですが、PCの設定すら手伝ってくれません。そこに深い意図はきっとないものの、自分で何とかしなくちゃと思う覚悟はできたので結果オーライでしょうか。その代わりに彼の仕事も(上司は米国人)全く助けてあげません(笑)。



わたしへと語ること

誰か特定の人をとりたてて批判するわけでもなく、自戒を込めて書く。


サラリーマンが楽だとはとても思わず、自分の意志を殺さざるを得ないことも多く、大変だろうなと想像する。でも同じくらいフリーランスも厳しい。私は商売人家庭に育ったので、ある程度はその厳しさが身にしみている。限られた富裕層を相手にする稼業なので、一家全員に忍耐力や人間力が要求される部分が多い。

いろいろな家庭の事情や仕事観から、翻訳業をパートとかアルバイト程度にとどめている人も多い。でも、仕事に関する姿勢がそうなってしまってはどうしようもない。私が会社を立ち上げたのは節税対策の面もあるが、元々甘えた性格故、退路を断とうとした側面もある。きちんと会社の名前の元で仕事をする、自分の給料分をきっちりと稼ぎ出す、という責任を自分に課した気がする。もう疲れたから、飽きたから、面倒だから、今月は働かないわ、という働き方はしないでおこうと最初に決めた。


「だんなさんが働いているんだからそんなに頑張らなくても」


と時折言われる。事実、生活は何とかなると思うのでニートも可能だ(専業主婦としてきっちりと家庭を切り盛りするのは自信が無い・・・)。

でも、そういうところは割と夫は厳しいので、育児も介護もない自堕落専業主婦ライフは過ごさせてくれないと思う。その分、私が働いている以上はものすごく家事に協力してくれる。

この仕事は在宅ワークの中でも割と収入を見込める可能性があり、実体は恐ろしく地味なのだが優雅そうに見えなくもないので、たまに参入について相談やアドバイスを求められることがある。翻訳者の卵さんには自分が教えてあげたり、道筋を示唆してあげたり、できることがあれば提供したいと思う。自分もこれまで多くの人に助けられてきたし、今も同業者から貴重な情報をもらう。

だが、あなたは成功しているから(本当は全くそうではなく、常に足元をすくわれやしないかビクビクして、だから勉強も続けている)、暗にそのお裾分けをくださいと乞われても困る。そういう姿勢の人は、元々フリーランスに向いていないのである。ラーメン店の店主が他の店にスープの成分を教えるだろうか。いや仮に教えるとしても、同じ味のラーメンを出しても仕方ない。時間をかけて自分なりの味を試行錯誤して作っていくしかない。


今の若い20代、30代の人々にかえってそうしたタイプは少ない。この先不透明な時代で、将来安泰そうな優良株をゲットする努力を惜しまない(笑)、もしくはキャリアを積むための研鑽に励むなど、私がその年代だった頃より危機感を抱いて将来を計画している人が多い。逆に甘いと思うのが私と同年代のアラフィフ、あるいはそれ以上のアラカンたちなのだ。副業や定年以後の小遣い稼ぎが簡単にできるものなら誰も苦労は無い。

情報はお金である。時間もお金である。自分の差し出すものがいくらに換算されるか、そして相手からもらうものがいくらに換算されるのか、それをビジネスライクに判断することからフリーランスの仕事が始まると思う。家族でも無い限り、価値は容赦なく判断される。肩書きや容姿や上っ面はやがて見抜かれ、お金を生み出すそのコアの部分だけが評価される。その価値が低いと判断されればもちろん対価は低い。メリットを見いだせなければ簡単に客は去ってしまうのだ。いくらそれが仲良しの友達だったとしても。


たまにそれを忘れてしまう。付き合い長いから大丈夫だと高をくくってしまう。「もう勉強も仕事も辞めるから食べさせて」と甘えそうになる。自分のレベルはこの程度かなと高みを目指さず諦めたくなる。

だけどやっぱり仕事は楽しくて、たまに褒められたり、評価されたりしたら嬉しい。お金が儲かればもっと嬉しい(笑)。翻訳者に限らず、フリーランスとして頑張っている仲間や友達とこれからもそんな気持ちを共有したいと思っている。




TRADOSスタート

昨日は以前お伝えしていたように、「女は翻訳でよみがえる」の猫先生をお迎えしてTRADOS出張レッスン。友達の翻訳者Aちゃんと、同じ翻訳者のB嬢も飛び入り参加して、最初はお菓子で乾杯から。一応ノンアルコールのスパークリングをチョイス。趣旨が変わってしまうので・・・。


TRADOS.jpg


半月ほど前に購入したTrados Studio2015。全くの初心者だけど、2日間さわり倒してみたところ、割と恐るるに足らずかも。教科書よりもいろいろな人のサイトを巡って試行錯誤すればどうにかなると思う。ただし用語集を組み込むまではかなり苦闘した。どんなふうに翻訳を進めるかをリアルに猫先生と他2人の翻訳者に見てもらう。A嬢が対訳をもってきてくれたので、それを使ってデモ。随分雰囲気がつかめた。

よって、猫先生にはTRADOSマスターならではの使いやすいTIPを伝授してもらう。最終的には自分が最も使いやすいやり方をカスタマイズすることになると思うが(こちらはもう少し時間がかかるかな)、とりあえず手持ちの1件をTRADOSで完了。新件からもどんどん試してみるつもり。周りはmemoQ、Omega、FelixなどいろいろなCATツールを使っているようで、いずれは最も軽くて使いやすいツールに移行するかもしれない。でも最も面倒らしいTRADOSに習熟しておけば対応できるんじゃないかな。ちょっと前に依頼された超大型案件。断ってしまったけれど、受けておけば良かったかもしれない。

他の翻訳者の作業スタイルを見る機会ってあまりないし、FACEBOOKの非公開グループもそうだけど、ネットや公には出てこない内輪?の仕事情報や、関連分野のコンベンション&イベント情報などを知ることができるのはとてもありがたい。新分野にチャレンジしたいなぁと思っている私には強い味方だ。



作業環境2

久しぶりに再度、作業環境をアップ。トリプルモニターにPASORAMAを常時接続。椅子はアーロン(小型版が女性にお勧め❤)。中央モニターはワイドの27?もう少し大きかったかな?で、TRADOSなどを使うにはやっぱりワイドが便利かも。

作業環境1


ところで置いてあるのは英英辞典のペーパーバック(電子版もある)。特に最初の辞書は、これどういう意味かな?と電気機械関係で迷ったときにひいてみる。日本語で説明しているよりも分かりやすいことが多かったりする。









明日は宝塚! 一踏ん張りしよう。



プロフィール

mskyoko

Author:mskyoko
夫と私とトイプードルのノワールとのミニマムな家族。

アラフィフ夫婦の生活もワンコがやってきて大きく変化しました。

想像したよりも50代の生活はずっと楽しいかも。

ワンコを連れて旅行三昧のセカンドライフははたして実現するかしら?

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