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「贖罪」と「つぐない」と

WOWOWで「つぐない」をやっているのに気づき、慌てて録画する。今日は完全OFFの予定で朝から早速TVの前に鎮座する。

ブッカー賞作家イアン・マキューアンのベストセラー小説を、『プライドと偏見』のジョー・ライト監督が映画化。幼く多感な少女の嘘によって引き裂かれた男女が運命の波に翻弄される姿と、嘘をついた罪の重さを背負って生きる少女の姿が描かれる。運命に翻弄される男女を演じるのはキーラ・ナイトレイと『ラストキング・オブ・スコットランド』のジェームズ・マカヴォイ。映像化は困難と言われた複雑な物語を緻密な構成でスクリーンに焼きつけた監督の手腕に注目。

原作を読んで、映画を観て、同じように感動することは滅多とない(私はほとんどこの順)。本を読みつつ、自分の中に映像が出来上がっているのだから、ある意味仕方がない部分もある。素晴らしい演出で味わいの違う映画に仕立て上げた場合は除くとして。

今回は実に珍しいパターン。数年前、マキューアンのこの作品を買ったはいいが、途中で何となくかったるくなり放り出して引っ越し前の本棚の魔窟の中に紛れ込ませてしまっていた。ところが、某氏が「つぐない」を観て感銘を受けたらしく、原作を持ってないかとメッセージを下さったのを機に探したところ、捨てられずに引っ越し後の段ボール箱の中に残っていた一品なのである。

贖罪贖罪
(2003/04)
イアン マキューアン

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映画版を観て、あぁこういう話だったか!と膝を叩くほどまともに原作を覚えていない。そりゃそうだ、読みきった記憶がないもの。でも映画は素晴らしい。恋愛場面と戦争場面を盛り込んだせいで消化不良の感は否めないが、原作の複雑な構成をよく映画化したと思う。特に少女時代のブライオニーを演じる女優がイイ!この役は確かにあのブルーの瞳でしかあり得ない。キーラ・ナイトレイが最初はこの少女役をオファーされていたそうだが、本人同様セシーリアに変わって納得だ。

そして、また音楽が素晴らしいのである。と思ったらやっぱりアカデミーの作曲賞を取っていた。さすがジェームズ・マカヴォイ。話の鍵となるタイプライターのキーを叩く音と音楽とが絶妙に混じり合っていく。サントラ盤もいいかも。

もう1回ちゃんと読みなおしてみたいけれど、当の本は某氏の元(いえいえ、進呈しますので返却は無用ですわ!!)。私もまだまだだわね。この書を読み解く知性に欠けていたのだわ。

一応、「本棚」カテゴリにUP。

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梅に鶯、桜に幕

梅は咲いたか~桜はまだかいな、ちょいなちょいな。

4月のネイルはピンクと決めていた。着物に合いそうな和風ネイルをお願いとネイリストさんに相談(着ないがな)。濃い目のピンクのラメに濃い赤でS字カーブ(というらしい)を引き、ストーンの大きさを変えつつラインに沿わせてのっけてみた。着物用(これは本当)のちょっと古臭いルビーの指輪にマッチしてる気がして満足。卒業式や入学式に出たい~。周りはこれで今大変そう。

200903ネイル(ピンク)

この季節になると1回は着ておこうと思うのがこのワンピース(キャシャレル)。何かを思い出さないか?そう、猪鹿蝶ならぬ梅に鶯、はい10点。梅に鶯は2月の札だからもう遅れ気味なんだけども。この花札という粋な遊び。賭博だろというのはおいといて、実に美しい絵柄で色っぽい。一揃い確かに持ってたはずなのにいつの間にか消えてしまった。

キャシャレル   ume-uguisu01.jpg

キャラに合うか合わないかはさておき、実は私ロマ子。花柄には結構弱い。ピンとくる花柄にはつい手を伸ばしてしまう。歳を考えろと言われても、田辺聖子さんみたいなおばあちゃんになるから平気。

ヴィヴィアン   TARA JARMON
(左:ヴィヴィアンタム、右:TARA JARMON)

本当に美しい人は、黒のタートルとパンツ、もしくは白シャツにタイトスカートなんかが1番引き立ってよいのだが、凡々の私は「花」で「華」をまとう。どこかのジャングルの発情期の鳥のように。

木の芽時、変な人々が街にさ迷いだす季節である。

100年後の2人

久々に辞書や参考書をどかっと買い込み本貧乏である。翻訳者としてはあるべき姿。小説はもっぱら図書館派に移行したが、辞書類はそうもいかず、しかも高っ高っ。廃業の折には初オークションにかけたいよ。

小説と言えば、2009年の今年は、あの巨匠2人が生誕100年を迎える。太宰治と松本清張だ。 43歳で芥川賞を受賞した遅咲きの松本清張に対して、 太宰は26歳の若さで第一回芥川賞の候補となる。社会派と無頼派とテーマも作風もずいぶん異なる。それぞれ享年39歳、享年82歳で亡くなる。そのせいか私の中では印象がかなり違う。太宰の作品は、教科書にも載る(「走れメロス」)というもう古典的存在だ。かたや松本清張はごく最近まで活躍してた印象。

太宰と言えば、「人間失格」。押切嬢ではあるまいし「人間失格」が愛読書と言うのはおもはゆい。この主人公は自分だ、と思う人と、そうでない人に、日本人は二分されるそうだ。自分は・・・うう~ん・・・微妙・・・。しかし、太宰好きのモエちゃん「モデル失格」という本を出したが、ものすごく繊細な人なのかものすごく心臓に毛が生えた人なのか分かりにくい不思議な感じな女性だ。もちろん読モからの筋金入りのモデルさんなのだから自己顕示欲が異常に強いのは当然のことだけど。

ちなみに、同書は
「女性ファッション誌「AneCan」のトップモデル・押切もえ。
現在、雑誌のみならずテレビやCMなど活躍の場を広げている彼女ですが、そこに至るまでには、実はたくさんの挫折や苦労がありました。モデルとしてのコンプレックス、不遇の時代、絶頂期の事故…決して順風満帆とは言えない半生を振り返りつつ、どんなときも努力をおこたらない、あきらめない姿勢の秘密=「HAPPYの見つけ方」に迫ります。「“生きる姿勢”ひとつで、人は誰でも幸せになれる!」。渾身のメッセージをこめてお送りする、押切もえ初の書き下ろしです」。
(「BOOK」データベースより)

とのこと。

いや、「情熱大陸」(笑)なんかで彼女の半生(彼氏の事故死や自身の怪我、ダイエットの苦難)などは聞かせてもらったが、どうせセキララに書くのなら自らの最大のシークレット(シークレットじゃない?)、読者が一番知りたいとこについても大胆告白してくれなくっちゃ。コンプレックスがあなたをここまで押し上げた最大の原動力で魅力じゃないの?愛ちゃんの「プラトニックセックス」には遠く及ばない。

あ、話が太宰から完全に離れてる。実は私、太宰はあまり読んでない。好きな作品を挙げろと言われ、強いて答えるなら「斜陽」かな。この「斜陽」を含め、今年は「ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~」と「パンドラの匣」の3作が映画化される。今更ながら太宰を復習してみようかという気になってきた。

一方、松本清張は完全読破している自信あり。「黒革の手帳」なんて確か中高生の頃に読んで、銀座の女に憧れたもの(笑)。「砂の器」や「点と線」は名作中の名作で映画も泣ける。女性の描写が唯一の欠点と言われる清張氏だけど、ダメンズ中のダメンズを主役にした「わるいやつら」は私一押し。短編も面白いんだよねぇ。こちらも今年は「ゼロの焦点」が映画化される。

「人間失格」-確か、学生時代に読書感想文を書いたはずだ。「ワザ。ワザ」しか今は記憶にない。


下天の内をくらぶれば(II)

「下天の内をくらぶれば」を書いてからとりあえず10日が経過。年始の出だしの悪さにあせり、少々対策を講じてみた結果をご報告いたします。参考になるかならぬかは真に微妙ですが、一翻訳者の意見として読んでみてください。一応「翻訳者つれづれ日記」だからお仕事ネタも不定期に出してみなくちゃね。

私がこのところずっとやっていた分野(メイン1社)が、この100年に1度(本当かね)の大不況とやらで大打撃を受けた業界物であったことは既に述べたとおりです。依頼数は半減し、底を打つのはいつのことか想像がつきません(でも3月からは少しずつ回復してきてます。さすがに研究開発費はそこまで削れません、っつーか削ってはなりません、来年度予算に期待)。そこで打った手はスタンダードな以下の3つ。

1.元のクラに営業
メインの仕事があまりに忙しすぎて、依頼を受ける暇がほとんど取れず、数年来不義理を重ねてきた会社が対象です。元々はビジネス、特に広告やリリース、マーケティングなどを中心に請け負っていたため(その後、技術系にシフト)、そういった翻訳分野の情報収集です。ある会社はローカライズとビジネスをメインにしており、連絡を取ったところ、私が最近細々と勉強している新分野の仕事も急増中とのこと。早速打診を数件受けました。もう1社はコンベンション(会議)関係がメインの会社です。コンベンション系は割と不況に左右されなそうでこちらからも連絡後、打診が数件入りました。不況といっても、全業種駄目駄目なわけではなく、無理をしない程度に間口を広めてみるのも打開への一歩です。

金回りのいい男についふらふらとついていき、簡単に見限った元彼。それでも「ご連絡待ってました」と優しく迎えてくれる元彼。おまけに自分から連絡しておきながら、いざとなったら断る私に「これに懲りず何度でも連絡してみますね」と超優しい言葉をかけてくれる元彼。貴重な存在です。いつまでもお友達でいてね。社員教育が徹底している会社は、何事にも手際が良いものです。リサーチでも評判のいい会社は業績も安定しているようです。消えた会社は1社もなし。

2.トライアルを受ける
暇だった1、2月に数社適当に選んでトライアルを取りよせてみました。1社不合格(苦)、1社書類審査のみで登録、2社合格(喜)、1社選考待ち、1社時間なくトライアル未送。合格した1社からは早速依頼があり、会社の雰囲気も悪くなさそうです。結果はまずまずといったところでしょう。

3.分野替えをしてみる
メインの1社は大手なので、大打撃を受けた部門からの依頼はどっと減りましたが、めげずに異分野について照会。小回りの利く小エージェントは融通がきき、コーディネータさんとも密なつながりができるのが利点ですが、大手のエージェントのいいのはこういうとこ。新たに照会した分野は結構好調なようで、ぽつぽつと依頼が来るようになりました。ここでそこそこの評価を受け、既翻訳者を押しのけたいところです(笑)。

それを期待して、登録していた別の大手エージェントに久々に連絡してみました。
「何を今さら、昔みたいに甘くありませんよ。まあ500円(英和できあがり400字)単価を引き下げれば考えてみなくもないけど、それでも仕事が出せるかどうかは分からりませんよ」みたいな内容を丁寧な言葉で突き付けられました。500円引きって!しかもここは私の取引先でも最低レートの会社です。そのうえ何を勘違いしたのか、全く関係のない分野のトライアルがいきなり送られてきました。

思い出しました。レートはさておき、この会社、社内での連絡も不徹底なくせに、社員全員が電話でもメールでも何だか不遜で上から目線だったこと。それが嫌で段々とフェードアウトしたはずだったのです。

「ま、頼むなら付き合ってやってもいいけど、あんたも年だし、俺の言うこと聞くならね~」とオレ様元彼。こういう自分の立場によって人の足元を見て態度を変える輩、現実社会でも大嫌い。翻訳者はエージェントにとって大切な金づるでしょーが。win-winの関係でしょーが。やっぱ腐っても鯛(嘘)、ちっぽけなプライドですがここまで妥協したくなく、さっさとお断り申し上げました。

なんだかんだやっている間に、依頼が多方から舞い込み、折角の仕事を断るはめになっています。やっぱり計画性がない馬鹿だ、私。また自分の首を絞めてます。自己ループ。

さて、翻訳って、材料や原価があるわけでもなく、どう値段をつけたらいいのか本当に分かりにくい商売です。業界基準といっても実は結構まちまち、会社や分野でも大きな開きがあります。実のとこ、高いっちゃ高いし、安いっちゃ安い。その中でコスパを考えながら適正価格を提示するのは至難の業かも。でも上記某社のように徹底的な価格破壊を打ち出して、キャリアある優秀な翻訳者が集まるとはとても思えず、スタートラインに立った訳者たちを集めているのかとも想像されます。「安かろう悪かろう」で本当にいいのか、それとも今や薄利多売で生き抜く道を選ぶ翻訳者も多いのか。

実に書きづらいレートのお話。下天・・・(III)があれば書いてみるかも?

「おくりびと」-死は門のようなもの

今更と言われるだろうが、ご近所のシネコンでアンコール上映が始まったのでやっと観てきた、「おくりびと」。土曜日のレイトショーで終わるのは深夜12時なのだが、座席は中高年者(笑)でほぼ埋まっていた。私は足を投げ出せる通路側の端っこ定位置をいつものように確保。

所属する東京のオーケストラが解散し職を失ったチェロ奏者の大悟は演奏家を続けることを諦め、妻の美香を連れて故郷の山形に戻ってくる。早速、求人広告で見つけたNKエージェントに面接に出かけ、その場で採用になるが、それは遺体を棺に納める納棺師という仕事だった。戸惑いながらも社長の佐々木に指導を受け、新人納棺師として働き始める大悟だったが、美香には冠婚葬祭関係の仕事に就いたとしか告げられずにいた。

最近、暗めの映画ばかり観ていて笑いたいんだよね、と友達に言うと、「おくりびと」は泣くというより笑える映画だからいいんじゃないと言われた。予想に反してダダ泣き。日曜の朝は目が腫れてひどい有様だ。涙腺が緩くなるのが歳をとった証拠なのだ。

映画自体はさすがオスカーと思うほどの完成度とは思わない。私見だけどお葬式絡みなら伊丹十三監督の「お葬式」の方が良くできていると思う。本当に才能ある惜しい人を亡くしたものだ。「おくりびと」でも食べ物を使った場面がちょくちょく出てくるが、これも「希代のグルメ」の伊丹監督の食事シーンの方に軍配が上がる。それでも、山努がむしゃぶりつく河豚の白子、めちゃ食べたくなった。そうでなくても大好物なのに。

でも、ダダ泣きしたのは、人をおくるということが少しづつ身近になってきたせいだ。3年前の父親のお葬式までの出来事が頭を駆け巡る。順番で言うならば、これから母やら義父母やら姉やら義兄やら、もしかしたらだんなさんやら友達やらをおくる機会が巡ってこよう。世の中の誰もが逃れられない「死」というものを否応なく考え込まされるのが中高年以降の宿命なのだ。

残念なのはキャストの広末涼子。彼女の魅力は私にも十分分かる。28歳であれだけの透明感を保っているのは稀有なことだ。清潔感の中にぶるぶるってくるような色気を放つ女性だ。CMやグラビアに出てくると目を引き付けられる。だがいかんせん演技力が周りの達者な俳優陣にまるで及ばない。脚本の時点でこの美香という女性のキャラが曖昧なせいもあるが、やはり広末嬢は深い心の襞や陰影を演じきれるほどの女優ではない。ぴたっとはまる役だと彼女の魅力も生きてくるのだけれど(「秘密」や「バブルへGO!」なんか)、この役で彼女の最大の魅力の発声とアヒル口は浮くだけだ。どうせなら無名の劇団女優とか桜井幸子なんてどうだったろうと思うが、まあいろいろなしがらみもあるのだろう。それにこれは私がそう思うだけで、めちゃめちゃ広末の演技に感動するご仁もいよう。片隅ブログの書き殴りなのでご容赦を。

さて、この映画の中で広末演じる美香が「触らないで!汚らわしい!」と言い放つ場面がある。外国ではこの部分がどう訳されたのだろうと気になっていた。一応翻訳者(笑)。調べてみると「Don't touch me! You are unclean!」なのだそうだ。死=穢れという観念は日本人特有のものであろうか。お葬式に行った帰りには家に入る前に「清め塩」を身体に撒くものな。死体そのものを扱う納棺士に関わる差別意識がこの映画のキーポイントにもなっているけれど、uncleanは「汚らわしい」というニュアンスを伝えきれていない気がする。外国人はこの日本のお葬式をどのように受け取ったのか興味がわく。友人の旦那様は文化人類学の研究者で、世界各国のお葬式事情にも詳しそうだから是非講義を聞いてみたい。

笹野高史が映画の中で「死は門のようなもの」というセリフを言う(笹野氏の演技は秀逸だ。山努は言うまでもなく吉行和子と余貴美子も素晴らしい)。人は死という門をくぐって新しいどこかに行きつくとすれば、またどこかでおくった人々と出会える日が来るのだろうか。この映画の題名が「departure(出発)」と訳された理由がここにある。


下天の内をくらぶれば

もうこの話は書きたくないのですがやっぱり不況ですわね、奥様。海の向こうからもこちらからもリストラの話題が聞こえてきました。友人も先月でパート先を解雇。当分はちゃんと家事を頑張るわ~と友人は笑っていましたが、生活のかかっている同僚の中には泣き出す者もいたそうな。ご存じのとおり(?)だんなさんは人事なのでどちらかと言えばリストラする側、これもまた実に嫌な仕事でありましょう。しかし当然ながら安穏とはしておれず、そんな立場など簡単にひっくり返ってしまうのが会社というもので、それでもなおその中でちまちまと働いていくしかないのです。

いやいやリストラか、派遣切りか、って他人事のようにTVを見ている場合ではないのが自営業。派遣ならせめて予告くらいあろうものの、フリーランスの私の場合、切られたことすら通知されず、いや切られたのか切られてないのか分からない一寸先は闇の出たとこ勝負の商売です。でも、自営業一家に生まれたせいか、羽振りのいいときはぱっと使い、不景気なときは質素に甘んじ、という生活を長年送っていたためアップダウンには元々めげない性分です。

久々にお仕事のお話を少しばかり。以前は分野の間口も今より広げており、ひよっこで営業に奔走していたので、常時10社弱程度との取引があり、スケジュール管理に追われていました。それも苦しく、次第に4,5社へ、そして近年は主に2社との取引に90%程度を依存していました。そのうち1社が今回の不況の大打撃をまともに食らった分野の仕事であったため、下手すれば今年度の収益は半減するということです。

フリーランスで恐ろしいのはやっぱりこれ。数社と絞って仕事をしていると、いわんや1社だけと取引していると、そこに切られれば一挙にアウト。自分の実力不足やライバルに負けたのならまだしも今回のように圧倒的に全体の仕事量が減った場合などは手だてに困ります(いや、実力不足は分かってます・・・)。一方で、そういうコンスタントに仕事を回してくれるクラをつかんでおけばスケジュール管理も収入確保も比較的楽です。相手もこっちの予定を押さえておこうと、別件が入る前に前もって依頼をかけておくため、他社の仕事を請け負う余裕がなくなります。私の場合、理想的にはメイン1,2社(50%)、サブ2,3社(50%)くらいの配分で常時4,5社と取引をするのがリスク回避の点ではよかったかなと考えています(あくまで2流翻訳者の私の場合)。結婚もリスク回避の一手段としては有効です(笑)。

しか~し、何につけピンチはチャンス。今まで興味はあったものの、なかなか時間が取れず手をつけられなかった分野の勉強時間が確保できました。これを機にフリーランスを廃業せざるを得ない翻訳者が出る一方で、自分の力を少しでもアップさせておけば、いざ仕事量が平常時に戻ってきたときは新たなクライアントを奪取する可能性が高まります(ブラックKYOKO)。もう一つ、御無沙汰していた旧取引先へのご挨拶や連絡をする中で、今のメインよりももしかして待遇いいかも?と温かく迎えて下さる会社があったこと。特に、そうした会社が、今後私が力を入れてみたい分野にも進出していることが分かりました。こういったマーケティング調査(また大げさな)の機会としても意外と不況もいいものです(笑)。ある意味、プラスに転じそうな予感?

でも、本当に世の中って不思議。つい数年前好況に沸いていた名古屋は今ひっそり。ホリエモンにひぃひぃ言わされていたフジTVは300億円超の賠償金を得てTV業界一人勝ち。あの夢のドバイがバブル崩壊。ものは考えようで、パート先を解雇になった友人も、綺麗に家を掃除して手の込んだ料理を出し、さらに家庭円満度が高まるかもしれません。やっぱり人とのつながりが大事だな、人の温かさが嬉しいなと実感させられるのがピンチのときです。VIVA不況!もはや開き直り(笑)。

「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻のごとくなり」
これらもまたすべて夢幻。

アゲアゲで行こう

2月は逃げるって本当だ。あっという間に過ぎ去って3月がやってきた。3月もこの調子で去るのかと思うと1年なんて夢みたいなものかもしれない。

だんなさんが風邪でもないのにクシュンクシュンし始めた。春が本当にやってきたのだ。私は幸いにもまだ発症していない。コップの水があふれ出すのを少しずつ待っているところ。

ネイル(マスカット)

何事も恰好から(笑)というのが私の信条だ。グルマンなら春を食す、自然派なら花を愛でる、私はまずネイルを変える。4月は桜のピンクと決めていたので、3月は吹き出す新芽のグリーン。「マスカット」という色目らしい。グリーンのラメにゴールドのマルカン(ゴールドの輪っか)の中に深緑のスワロ。後はシルバーの石を斜めにあしらっている。知人が出している手造りのアクセサリーの店で買った指輪は一点物だ。名前をつけるならやっぱりマスカット。ペパーミントグリーンは似合わないので洋服は持っていないけれど、小物くらいは許されよう。

200903ヘア2

1年半くらいぶりにパーマをかけた。「春らしくエアリーにふわカワで」と顔の赤くなるような注文を平気で出す。「この髪はセットが命だから絶対に覚えてよ」とワックスのもみ具合やスプレーでのくしゃくしゃ感の出し方を習いつつ、やっぱストレートボブが楽だったかもと一瞬後悔が頭をよぎるが慌てて振り捨てた。だって春だもの。

ネイルサロンはエステも併設していて、何と最近は整体とリフレ(足裏マッサージ)まで始めた。自営業者としてはそこんとこ気になったりする。不況の最中(どこでも不況の話だよ、美容院も客の来店間隔が目に見えて伸びたと言っていた)、腕は当然のこと、便利だとか快適だとか、美容業界も付加価値が大事なことは言うまでもない。ここのネイルサロンでは除去の1時間でベッドに寝っ転がったまままつげパーマをかけてもらえる(リフレにしてもいいな)。フランス貴族の姫状態だ。

よって、この週末で、ネイルきらり、髪ふわり、睫毛くるり、と一応春準備を終えた。なんと浅薄なという声が聞こえてくる気もするが、自分以外に誰が自分をアゲアゲにしてくれるというのか。

心機一転だ。花粉を持ちこまぬよう掃除もちゃんと始めて爽やかな春を迎えよう。

プロフィール

mskyoko

Author:mskyoko
夫と私とトイプードルのノワールとのミニマムな家族。

アラフィフ夫婦の生活もワンコがやってきて大きく変化しました。

想像したよりも50代の生活はずっと楽しいかも。

ワンコを連れて旅行三昧のセカンドライフははたして実現するかしら?

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