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森口理恵さんを囲んで

週末はいつもの「ミズトラの会」で、メディカル翻訳者、森口理恵さんをお招きし、「医薬翻訳セミナー」を開催しました。

前半は事前課題であった医薬論文の原文と訳文の解説、後半は参加者の質問に答え、ツールや翻訳スタイル、自炊のことなどを話していただきました。4時間という長丁場でありながらいつものようにあっという間に時間が過ぎ去りました。医薬翻訳には日頃触れる機会がないので新鮮さに魅了されつつ、自分の分野にも落とし込めるたくさんのtipをいただきました。

医薬翻訳者であっても、つい陥りがちなミスがあるものです。原稿にある地雷や落とし穴に引っかからないように正確に訳すためには、実際に多くの文に触れて慣れることから始まります。そして、その先、プロとして身を立てられるかどうかは、すべての分野に共通するであろう「センス」が必要なのでしょう。英語と日本語という異なる言語の間をただ字面ではなく、コンセプトはそのままで自然な日本語/英語に変換する技は、学校などで人から具体的に教わるというよりも、スポーツや音楽のように何年も何年もかけて自分自身が自分の身体に染みこませていくものかもしれません。

森口さんはその「センス」が、私がリピートオーダーを受ける理由であるというようなことをおっしゃいました(センスという言葉は使ってらっしゃいませんでしたが)。それをまさに実感したセミナー内容でした。

森口さんとは是非またご一緒していただけるチャンスを作りたいと思います。今までは勉強寄りのセミナーばかりでしたが、一応我々にとってこれは遊びや趣味ではないので、商売寄り(笑)のセミナーも皆さんも興味がおありかと。


さて、いつもように頭を使った後は楽しい打ち上げです。今回は会員さんのツテで、日曜日だというのに新地のお店を開けていただきました。「みなも」はアバンザを少し越えたところにあります。

みなも4

みなも2

さすが新地です。美しい・・・


みなも3

名物のおでん。特に卵は、人間も食べられるものしか餌にしていないという特別飼育の鶏が産んだものだそうです。家で作るおでんとはひと味ふた味み味以上違い、出汁まで飲み干しました。

みなも1

多分初めて食べたマンボウ、その上にタルタルソースとウニとイクラが載っている至福の一品です。

これらは一部です。再訪決定ですね。一応「お仕事/お勉強」のカテゴリに入れておきます。

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こんなときどうする?

フリーランスで困ること。そのひとつが突発的な出来事への対応でしょう。今回のように身内の突然の不幸に対して、フリーランスの皆さんはどのように対応するのでしょうか。その辺りのことを今日は書いてみます。

母が亡くなったのは金曜日ですが発見が遅れたため、連絡をもらったのは土曜日です。この時期、決算に新人配置、異動など多くの会社が繁忙期を迎えます。夫の会社もその例外ではなく、この時期に会社を数日間にわたって休んでくれたことをとてもありがたく思っています(この話はいずれまた)。でも、忌引きがもらえ、基本的には連絡を取りながら部下や同僚に仕事を頼めるため、会社員がそこまでのリスクを負うことはあまりないでしょう。

一方の私、手持ちの仕事は4件。

ちょっと話がずれます・・・。私の場合、大抵、仕事は何件かを並行させながら進めています。現行の仕事を終えてから次の依頼を受けるのではタイムロスが生じるため、手持ちゼロの状態がないように納期をずらしながら新規依頼を受けつけています。多くの専業翻訳者はそうではないかと予測します。理想的パターンでは、長いスパン(1ヶ月~)のものをメインに据え、その間で1,2週間程度の中案件を組み込み、飛び込みの小案件やフォローアップ、不測の事態への予備日をいくらか残しています。なかなか理想とはいかず、手持ちの仕事がなくなりかけて思わぬオフが生まれたり、残業や土日出勤(?)が続いたりもあるのですが。

今回は、数日後の締切仕事が2件。残りは2週間ほど先。一瞬、先のものの納期を延ばしてもらおうか迷ったのですが、原稿は9割方訳し終えており、休み明けの月曜日に連絡をもらっても相手方は困るだろうと、とりあえず数時間を仕事に当てることにしました。実家に戻ってからの予定が想像もつかず、PCを抱えて葬儀に向かう気にもなれず、今しかないかという状況でした。不思議とスイッチが入れ替わり、仕事に集中しました。

もちろん、コーディネータさんは「そういう事情なら・・・」とキャンセルを了承してくれるでしょう。実親が亡くなるという状況で、仕事など二の次ではないか、代わりなどいくらでもいるのもひとつの真実でしょう。これがもしも夫の死だったら私は仕事先への連絡すら忘れ、何もかもすべてその場で投げ出したかもしれません。これはどちらが大切かという問題ではなく、年齢の順番と、常に一緒にいる人を失う喪失感の大きさ故だと思います。

同じように、身内の事故、子供の病気、様々な突発的事態は防ぎようもなく起こるものです。それを踏まえて、個人的には余裕あるスケジュールと数日前納品を心がけています。そのため運良く、これまでは仕事に穴を空けることがありませんでした。数年前、父親が急逝したときもなぜだかぽっかりと仕事に空きがあったのです。ただ、これからはこのように運のみに頼るわけにもいかず、自分の体力も下降路線に入ることは間違いないので、何らかの対策を練る必要があるのかもしれません。

とりあえずすべきこととしてこう考えています。

1.真っ先にクライアントに連絡を入れる
進行状況に応じて、案件自体をキャンセルするのか、納期の延長を頼むのか、を相談する。
途中まで完成している場合は、完成部分だけでも先に納品して残りを待ってもらう等。

2.休みの予定を明らかにする
詳しい事情を話すかどうかは臨機応変に。
現在進行中の案件のクライアントだけでなく取引のある全クライアントに向けて。

3.休み中の連絡を徹底する
PCやタブレット、スマホなどで適宜メールをチェックする。
音信不通にならないように心がける。
連絡が取りづらくなりそうだったら2.の時点でその旨を報告しておく。

いずれにせよ、今後の縁が切れてもよいという強い覚悟がない限りは、慌てずにまず連絡です。フリーランスにとって信頼を失うことは何よりも痛手です。当然ですけど、お客様は自分の都合など斟酌してくれないものと思っておくべきです。この仕事は守秘義務を伴うことが多いので、残念ながら仲間に引き継いでもらうことが難しいです。翻訳会社という形態ではなく、こうした事態のための緩やかなグループ作りやシステムができはしないかと昔からちょっとずつ考えてはいるのですが、そのためにはまだ越えなければならない様々なハードルがあるようです。



プロフィール

mskyoko

Author:mskyoko
夫と私とトイプードルのノワールとのミニマムな家族。

アラフィフ夫婦の生活もワンコがやってきて大きく変化しました。

想像したよりも50代の生活はずっと楽しいかも。

ワンコを連れて旅行三昧のセカンドライフははたして実現するかしら?

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