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康煕帝の時代なら

何となく最近奥歯辺りが滲みるなぁと念入りにフロスをかけていたら、

ころっ

と小さな金属片が飛び出した。

銀の詰め物が取れたようだ。知覚過敏だと信じていたけれど、このせいだったのかもしれない。慌てて歯医者の予約を取って翌日に駆け込んだ。

詰め直して終わりだといいけれど・・・という淡い期待も崩されて、詰め物の下で虫歯が進行していたことを知る。虫歯菌とはゴキブリなみのしぶとさを持つものなのだな。定期検診・定期予防処置をしていても、二次う蝕(詰め物の下で虫歯になっている状態)は起きるものらしい。確かに3ヶ月に1回検診に通っているのに見つけてもらえなかった。

もう少しで神経に届くところまで進んでいたらしく、深く削られて今も少し滲みる状態が続いている。ネットを調べてみると、ここからいろんな治療法があるようだ。結構最新治療を取り入れている歯科医院なので、明日の治療時に少し先生に相談してみようと思う。


最近、タイムスリップものの華流ドラマを見ている。癌や心臓病など重篤な疾患はもちろん、結核や肺炎なんかでも何百年か前なら死んでいたろう。診断もほぼ脈をとるだけなのだ。その辺りはまだ我慢というか諦めがつくとしても、現代のような歯医者も目医者もないのはかなり辛いなと思いを馳せる。眼鏡もコンタクトも痛み止めもない時代、歯もボロボロ抜け、カラーリングもないから白髪は延び放題。完全なる老人だ。


冷たいものや熱いものを含む度、ちくちくと痛んでストレス。お誘いを受けた飲み会もキャンセル。忘年会等が始まる12月には快方に向かうといいなぁ。


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美男美女のいた時代

連休中、自分の部屋からリビングに行くと夫が石坂浩二版「犬神家の一族」を見ていた。

「意味が分からない・・・」

と言う。もう何度か一緒に見たはずなのに。日頃小説も全く読まないので、複雑な人間関係やトリックについていけないのだ。私は昔から一家でミステリー系、推理系のTVを見まくっていたので、2時間ドラマ程度の犯人ならほぼ分かってしまう。しかし、犯人や動機やトリックを説明するのは実に無粋な作業だ。


市川崑監督の横溝シリーズの映画はとてもよくできているが、やっぱり映画は端折っている部分も多いため、小説で読む方がずっと面白い。



パックをしたときは「スケキヨ」とつぶやかずにはいられないのが私たち世代の宿命だろう。




「誰、この美人!」


simadayoko.jpg


というので「島田陽子」だと教えてあげた。絶世の美女というに相応しい。後で松嶋菜々子も野々村珠代の役を演じることになるのだが、島田陽子版が美しすぎて、その他大勢としか思えない。


映画も小説も本当は「八つ墓村」の方が好き。





懐かしいよね。たまに思い出して読み返してみたくなる。


大人のいい女って--

こういう人だなと改めて思う。


週末はフェスティバルホールで高橋真梨子のコンサート。前回は華原朋美でアラフォー世代が大半を占め、今回はアラカン世代が大半を占めている。自分の世代にどんぴしゃとはなかなかいかない。


高橋真梨子


高橋真梨子さん、御年66歳。さすがに実物のルックスは宣材写真のようにはいかず、60代かと思う。しかし、歌声はとても60代ではない。全盛期のまま、というよりも一層パワーアップした感がある。そしてお喋りがキュートで、何とも言えない可愛らしさがある。こんな人柄だったんだ。そうしていくうちに、ぴたぴたのパンツルックや、ウェディングドレスばりの真っ白なロングドレスも魅力的に見えてくる。突出した歌声はすべてを覆い尽くす。



10代、20代は言うまでもなく、女性の30代、40代は現代ではまさに旬で、美しく輝いている人が本当に多い。でも、60代でもこんなに本業一本で人を魅了する存在もまだまだいるのだ。そう思うと嬉しくなるし、自分も自分なりに頑張ろうと思う。その後ろには、ずっと彼女を支えてきた旦那様、ヘンリー広瀬の存在がある。この夜も彼がヘンリーバンドを従え、コンサート全体をプロデュースしていた。彼女が更年期障害から鬱病を患った苦しい時代もずっと支えてきたらしい。「内助の功」は妻にだけ当てはまる言葉ではないのかも。


「桃色吐息」や、今は無き火曜サスペンスドラマのテーマ曲「ごめんね」、「歯がゆい唇」などのヒット曲も全部聴けた。アルバム「ClaChic-クラシック」から「酒と泪と男と女」なども。


でもやっぱり圧巻は「for you」。多くの歌手がカバーしているけれど、本家本元には及ばない。






素敵な歌の後は、新地をそぞろ歩きして美味しいもの。いい夜だった。


宮古島旅行記・番外編-活字中毒

読書家と言うのはおこがましいけど、バッグの中には大抵いつも本が入っている。電車では大多数の人がスマホを覗き込んでいるが(電子ブックを読んでいる人もいる?)、私は昔通り紙の本。昭和だわ。

だから、旅行にももちろん数冊を携える。本はまとまると重いので、そろそろKindleにすべきだよなぁと思いつつもスーツケースに本を詰める。旅先で何を読むかなと考えるのも旅の一興。それに、ビーチやプールサイドで、飲み物の横に広げておくのはやっぱりタブレットよりも本の方が似合う気がする。何事も格好から入るタイプなのだ。


今回のテーマは「食」とした。

★「ベーコン」井上荒野


人の気持ちが動くとき、人生が少しだけ変わるとき、傍らにある料理と、それを食べる人々の心の機微を描いた珠玉の短編集。食べるという日常の営みが垣間見せる、エロティックで色濃い生の姿。

初めてだった。男から、そんな目で見つめられたのは―。家族を置いて家を出た母が死んだ。葬式で母の恋人と出会った「私」は、男の視線につき動かされ、彼の家へ通い始める。男が作ったベーコンを食べたとき、強い衝動に襲われ…表題作ほか、人の心の奥にひそむ濃密な愛と官能を、食べることに絡めて描いた短編集。単行本未収録の「トナカイサラミ」を含む、胸にせまる10の物語。



小説家の二世の中では特に好き。「淡々」と「濃密」がなぜか両立するような文章力がさすがだと思う。そして、食べ物の話を描かせると本当に上手い。この短編集も、食べ物の描写が生きている。食べるって一種エロティックな行為だから。


★「みをつくし料理帖」。高田郁


神田御台所町で江戸の人々には馴染みの薄い上方料理を出す「つる家」。店を任され、調理場で腕を振るう澪は、故郷の大坂で、少女の頃に水害で両親を失い、天涯孤独の身であった。大阪と江戸の味の違いに戸惑いながらも、天性の味覚と負けん気で、日々研鑽を重ねる澪。しかし、そんなある日、彼女の腕を妬み、名料理屋「登龍楼」が非道な妨害をしかけてきたが・・・・・・。料理だけが自分の仕合わせへの道筋と定めた澪の奮闘と、それを囲む人々の人情が織りなす、連作時代小説の傑作ここに誕生!




江戸時代の人もこんなものを食べていたのかしら。お江戸にタイムスリップしたくなるような料理の数々。興味津々の吉原の状況も描かれる。シリーズは「天の梯」で完結したので、未読の方はまとめて読めるのでうらやましい(これまで新刊を待ちつつちまちまと読んでいた)。


★「メタボラ」桐野夏生


記憶を失った“僕”は、沖縄の密林で職業訓練所から脱走してきた昭光と出会う。二人はギンジとジェイクに名を替え、新たに生き直す旅に出た。だが、「ココニイテハイケナイ」という過去からの声が、ギンジの人格を揺るがし始める―。社会から零れ落ちていく若者のリアルを描く傑作長編。

「食」とは関係ないけれど「メタボラ」。なぜかというと宮古島が登場するから。桐野節が炸裂していて、やっぱり彼女の小説が好き。重い題材なのだがすいすい読みふけってしまう。沖縄弁がリアルに聞こえてくるようで、現実でもつい「なんとなんと」と口をついて出てくるようになった。


時間に追われず、予定にも縛られず、冷えた白ワインなんか飲みながら、美味しそうな本を読み、気が向いたら昼寝する。景色はウミガメが泳ぐラグーン、白い砂浜、碧く透き通る海、&ノワっこ。

これがたった3泊4日というところがなんともはや笑えるのだけど、一ヶ月もすれば飽きるのだろうか、街が恋しくなるのだろうか。セミリタイヤの夢ますます広がり中。




プロフィール

mskyoko

Author:mskyoko
夫と私とトイプードルのノワールとのミニマムな家族。

アラフィフ夫婦の生活もワンコがやってきて大きく変化しました。

想像したよりも50代の生活はずっと楽しいかも。

ワンコを連れて旅行三昧のセカンドライフははたして実現するかしら?

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