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言葉の架け橋を探して

昨日はいつものミズトラの会で、工業英語の指導者として有名な公益社団法人日本工業英語協会 理事、平野信輔氏をお招きして

「テクニカルライティングと、エンタメライティング。そして、英語と日本語」

というセミナーを開催いたしました。ちょっと珍しい切り口のセミナー。最近は技術文書の翻訳を請け負うことが多く、エンタメ系の英語に触れることが比較的少なくなった私にとってとても新鮮な授業でした。一部を以下に紹介いたします。



★英訳
好きになってはいけないと思ったら、恋の始まり。
好きでいないといけないと思ったら、恋の終わり。


★和訳
One of the best feelings in the world is knowing your presence and absence both mean something to someone.

さて、あなたならどう訳します? 英訳はやっぱり時制が苦手です。今回も見事に引っかかりました。

翻訳は本当に難しい、そんな当たり前のことを時には忘れてしまって、仕事をこなしているうちになんとなくできている気持ちになってしまうのが怖いところです。セミナーのタイトルにあるように、たとえば英語と日本語。両者の言葉の使われている環境、宗教観、歴史、いろいろなものが1つ1つの単語の根底にあって、それを表現することは、ネイティブでない私には本来至難の業なのです。

たとえば、
「はんなり」という言葉を聞いたとき、京美人の上品で華やかな面影がふっと浮かびます。「じめじめ」という言葉を聞いたとき、梅雨辺り、肌に汗で下着がまとわりつくような感覚が浮かびます。そんなふうに経験と結びついた感覚と言葉とはフィットしています。それが言語の役割でしょうから。京都という場所を知らない人、砂漠に住んでいる人、そうした人々がこうした日本語を英語にするのはきっと難しいでしょう。

上記の格言のようなものは、汎用性がありつつも、人種の違いが感じられたりもして、翻訳の勉強になるなと今回教えられました。FACEBOOKには、このようなちょっといい言葉などが投稿されるサイトがいくつかあるそうです。先生から教えていただいたものをチェックして、表現を習っていくつもりです。


さて、私は和訳の方を板書する役になりました。言い訳ですけど、予習ができなかったのでぶっつけ本番です。女子高生(笑)になって訳してみました。

あたしがいるときも
あたしがいないときも
なんか違う・・・って思ってくれたら
むちゃ嬉しいの。


ちなみにこの訳はツッコミどころ満載です。でも、スタンダードに誰にでも共感できる言葉に訳すことも、同僚同士、親子と考えて訳すこともおそらく可能で、シチュエーションを想像しながら映像翻訳のように言葉遊びをするのも翻訳の楽しみなんですね。--「存在」と「不在」とが誰かにとって何らかの意味をなすと実感できること--、どちらの課題も深イイ言葉だと思います。


もちろん打ち上げもセットです。今回は「豆助」で。



豆助

お魚が美味しゅうございました。
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パラレルで行こう

質は自分では判断しがたいけど、一日にこなす仕事量(スピード)は割と多いんじゃないかと思う。

「集中力があるんじゃない?」

とたまに言われるが、たぶん逆だと思う。ものすごく飽きっぽいのだ。集中力が続かないから自分なりに心がけて、というか実践していることがある。「PARALLEL(並列)」が私の信条。考えてみると受験生時代からそうだった。

飽きっぽいので一時間もしないうちに思考が他に飛ぶ。時には仕事中にも他のアイデアが浮かぶ。多くの場合、食べたいもの。今日のお昼と晩ご飯は何にしようかなぁと思うと、クックパッドなどを検索して、すぐ下準備したくなる。メモ書きしてまた仕事に戻る。

扱う仕事も同時進行することが大半だ。よくやるのが午前と午後で英訳と和訳をチェンジすること。頭の回路が切り換わった感じがして新たな気分で仕事に取り組める。こういう表現もあったんだという相互作用が働くのも良い。ついでに言うとそのためにお付き合いするクライアントも1社に偏らないように、常時3、4社からお仕事をいただけるように工夫している。そうすることによってリスク回避もできるし、仕事の分野が広がる。本来なら、いや将来的には翻訳以外の他の仕事もパラレルに行っていきたい。こちらは夫にも少し期待。

1日の時間が足りないし、これまた飽きっぽいせいもあって、プライベートの時間もパラレル。ジムでレッスンに出ないときは自転車をこぎながら読みたかった雑誌や本に目を通す。ジムの行き来のウォーキング30分は考えをまとめる時間。歩きながら考えることで一番いい考えが思い付く。


細切れに思い付いたことをすぐにやりたい。こんな生活はフリーランス以外ではできなかった。一つのことに寝食を忘れてじっくり取り組むような仕事ぶりにも憧れる。ただ自分にはやっぱり向いていない。こうして仕事に向かう前にも既にやりたいことが何個も頭をよぎって誘惑する。だからこそ仕事に手を付けると、火事場の馬鹿力的な集中力が生まれるのかもしれない。非論理的だが。


パラレルにできないこと。

夜のひととき。好きなお酒を飲みながら、ほろ酔いで撮りためたビデオを観る。他のことはしたくない。

二股も駄目(笑)。一番大好きな人(物)は重ならない。これはSERIAL。


プロフィール

mskyoko

Author:mskyoko
夫と私とトイプードルのノワールとのミニマムな家族。

アラフィフ夫婦の生活もワンコがやってきて大きく変化しました。

想像したよりも50代の生活はずっと楽しいかも。

ワンコを連れて旅行三昧のセカンドライフははたして実現するかしら?

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