「涙活」の友

以前にちょっと書いたように、「赤穂浪士/忠臣蔵」は大好物である。年末あの時期に今回はWOWOWが忠臣蔵特集を組んでくれ、何本もの忠臣蔵映画が放映された。12月には南座で歌舞伎の忠臣蔵も観ることができた。ついてるわ。

忠臣蔵は今までにも映画だけでも80本以上が作製されている。どのくらい人々が忠臣蔵に心惹かれるかが分かるだろう。



市川雷蔵(浅野)

大川橋造(浅野)

市川歌右衛門


片岡千恵蔵(大石)


特に素晴らしいのは近年の作品ではなく、大川橋蔵、片岡千恵蔵、長谷川一夫・・・等々、戦後間もない頃の名優が主役を張った195,60年代の作品のように思う。小顔でシュッとした男性がもてはやされる昨今だけど、時代劇はやはりこれくらいのインパクトのある男前が演じてこそ華がある。

説明するまでもなく、忠臣蔵とは

江戸時代中期の元禄14年3月14日(1701年4月21日)、江戸城殿中松之大廊下で赤穂藩藩主・浅野長矩(内匠頭)が高家肝煎・吉良義央(上野介)に刃傷に及んだことに端を発する。この一件で加害者とされた浅野は即日切腹となり、被害者とされた吉良はお咎めなしとなった。その結果を不服とする赤穂藩国家老・大石良雄(内蔵助)をはじめとする赤穂浪士(赤穂藩の旧藩士)47名、いわゆる「赤穂四十七士」(あこうしじゅうしちし)は、紆余曲折のすえ元禄15年12月14日(1703年1月30日)未明に本所・吉良邸への討ち入りに及び、見事その首級をあげる。そしてその後の浪士たちの切腹までの一連の事件を総称して、今日の史家は「元禄赤穂事件」と呼んでいる。
(Wikipediaより)

という事件である。しかし、この話にはそのときの時代の流れや様々な為政者の思惑等が絡み合い、それにもちろん参加した赤穂浪士たち、またその周りの人々の人間ドラマ、いろんなものが一杯詰まっているのである。ポロポロ泣けるシーンもふんだんにある(親子や夫婦の絆と別れ等)。「涙活」にはもってこいの映画だ。





オーソドックスで最初に読むべきは大佛次郎氏のものだが、森村誠一氏の「忠臣蔵」は読み応えがある。人間味あふれる大石内蔵助像が鮮やかに描き出されている。


しかし、時代劇って面白い。日本史も知れば知るほど面白い。冷静に考えると、常に刀を持ち歩き、いくら嫌みを言われたからってその場で切りつけるって殺人未遂。浅野内匠頭、キレやすすぎ!そして罰が切腹(自分でかき切るわけではなく首を切り落とされるわけだけど)。生類憐れみの令の元禄時代は特に面白い。その時代の背景を読み取っていくことが時代劇の面白さであろう。


これが高校の時に分かっていればもっといい大学には入れたかな~(笑)。一応受験は日本史だったのだ。







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