勝ち負けということ--オリンピック雑感

朝起きてすかさずTVをつけたら真央ちゃんの転倒シーンから。一日の始まりがブルーです。

基本的に私は世間一般の人々程度にしかフィギュアスケートに関心が無いので、そこまでの衝撃はないのですけれど、フィギュアの大ファンの方々はどれほど落胆したでしょう(同業者には結構フィギュアファンが多そうなので仕事に支障がなければいいのですけれど・・・その前に仕事を入れていないでしょうね)。

でも、ある年のWCでロベルト・バッジョに心奪われ、そこからセリエAオタとなってミラノまで追いかけたかつてのイタリア代表大ファンだった私にはその悔しさが分かる気もします。あり得ない審判のジャッジに血管が切れそうになったり、恐ろしくてPKがまともに見られなかったり、楽しいのか苦しいのか分からないようなはまり具合でした。今はいい感じに落ち着いてイタリア代表の試合も日本代表の試合も見られる私です。


個人的な話を言えば、「芸術点」というような主観的評価が大きなファクターとなるスポーツは好きではありません。きちんと客観的な勝ち負けがつく方がやっぱり好き。ジャッジやルールで偏向はあるものの、タイムやゴールできっちりと納得がいくので見ていてすっきりするんですね。フィギュア自体の芸術性の高さは鑑賞にはいいのですが、それならアイスショーを見たり、いっそバレエやダンスの興行を見たりする方が、もっとその芸術性に没頭できる気がします。ただ、高い難度の技に挑戦するスポーツとしての側面にも感嘆と感動を覚えるから、その辺の線引きが難しいところですね。


真央ちゃんに話を戻すと---

番狂わせやどんでん返しって現実にはそこまでないもので、だからこそ番狂わせという言葉があるのでしょう。夏期冬期にかかわらず、実力者はやっぱり順当に勝ち残る、心身共に強い選手だなぁと思います(真央ちゃんファンにはすみません。彼女も歴史に残る希有な選手で、魅力的なことには間違いありません)。あの場で栄光を手にする人々は、運や環境までも自分に引き寄せてしまう何かを「持って」いる様子が画面の向こうからひしひしと伝わってきます。素人の私でもその空気感を感じるくらいだから、やはり様々な意味で勝者のオーラというものは存在するのかもしれません。


サッカーでも、普通の試合ではものすごいテクニックを披露したり、クレバーなプレイを見せたりする選手がなぜか大試合になると全く精彩を欠くことがあります。そうかと言えば、実力あるの?と疑問でもなぜだか常に美味しいゴールを手にする選手もいます。そして、それらを越えて、レジェンドのようにどんなときでも私たちを魅了する圧倒的な実力を見せてくれる人--そこに到達するのは本当に一握りなのだなぁ、とオリンピックを見ながら思っています。


だけど、凡人の私たちにとっては、どんなに頑張っても栄光を手に入れられないことがある中で、真摯に自分と向き合い頑張っている姿は時に勝利以上の感銘を与えてくれるとも感じます。思うとおりにならないことがほとんどなのが人生ですもんね(私は努力が足りませんが)。


PS.
私の大学生の姪は
「走ったり泳いだりはこの後あるの?」
と旅行中に爆弾発言をかましました。そもそもオリンピックに夏と冬があることを知らなかったそうです。4年に1回っていうけど、しょっちゅうやってる気がして変だなと思ってたとのこと。TVを見ないというけどどこまで天然?もしくはア○?

スポーツに欠片の関心も無い人間も意外と多いのかもしれません。



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フィギュア競技そのものに関してそういう見方があるのかあ、と膝を打ちました。
芸術は芸術として鑑賞する機会が多いKYOKOさんならではの視点ですね。

芸術面も技術面もすべてひっくるめて第三者から高い評価を得なければならない競技。実はそういうファジーなところが逆に好きだったりもします。

人生も、スパッと良し悪しが決まることが少ないなあと歳を重ねてから思うことが多いからかもしれません。自分はこれでよしと思っても評価されなかったり、その逆もあったり。。。
無意識のうちにそういうことに重ねて見ているのかもしれません。

★tomokoさま
フィギュアにかかわらずとも思うのですが、オリンピックの場合、国同士のパワーバランス?や地の利など様々な要因がさらに絡み合ってきますよね。なんだか選手が可哀想になってきたりもします。

ファジーな良さもあるかもしれませんね。自分は納得していないと思いますが、まおちゃんは期せずして最高のエンディングを遂げたようにも思います。

同じく、人生って奥深いなぁと歳を重ねる毎に感じます。答えが出ないことだらけです(笑)。

来週はお会いできますね!楽しみです。
プロフィール

mskyoko

Author:mskyoko
夫と私とトイプードルのノワールとのミニマムな家族。

アラフィフ夫婦の生活もワンコがやってきて大きく変化しました。

想像したよりも50代の生活はずっと楽しいかも。

ワンコを連れて旅行三昧のセカンドライフははたして実現するかしら?

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