ぶれない男

最近よく聞く言葉が「ぶれない」だ。民主党の岡田さんなんかによく使われているようだ。

ぶれない男、生き方にぶれがない--なんだか妙に恰好いい。でも「ぶれない」の評価って難しいよね。下手すれば単に頑固で柔軟性がないってことだ。周りにいれば1番手に負えない奴だったりする。その方向性自体が狂っていれば大変な一生になる。

そもそも、「ぶれない」が評価されるためには結果を出さねばならないし長い長い時間がかかる。しょうもないことを延々何十年も続けていても、ぶれないわさすがだわと思われることはなかろう。いくらやっても芽の出ない執筆活動や音楽活動を身内がやっていたとしたら、「たいがいにしなはれ」と諭すだろう。理想を掲げて延々と婚活を続ける兄でもいたら、「現実を見なはれ」と妥協を勧めるだろう。

でも、忌野清志郎の死があれほどまでにクローズアップされた理由の1つは彼がぶれない男だったからだ。彼にとっての音楽は自分の意思や生き方や人生観もろもろを表明する手段であって、売れるための策に逃げなかった。1ロッカーとしての魂にぶれがない。そこのとこが人の共感や憧れを呼ぶのだろう。一時期はアユに完全に追い抜かされた安室ちゃんも、そのぶれない音楽性が今すごく認められている。一方のアユだってライブを見るとやっぱりすごい。ぶれてね~なと思う。

売名やお金のために、様々に自分の身を変える人間はどうも安っぽく見える。芸能界で言えば、グラドルで駄目なら女優、女優でもぱっとしなければ歌手、それでもぱっとしなければママドルやらエコやらヨガやらデザイナーやら何やらかんやらで活路を見出そうとする。それら自体が決して悪いわけではなく、自分が楽しければ他人が口を挟む筋合いはないが、付け焼刃のものを商品に変えようとする姿勢が何だか釈然としない。でも、それもある程度の成功を収めれば「機を見て敏なり」ってことで評価されるのであろうが。

周りを見渡しても、ぶれない人好きだ。何年経っても、いい意味で主義主張や生き方の本質にぶれがない人。人の意見や生き方にけっこう影響されちゃったりする私は、馬鹿っぽくてもさほど評価されなくってもぶれない人に興味を引かれ、ちょっと格好いいと思ったりなんかする。

最近、たのきん時代にファンだったトシちゃんの近況やブログを見て「ああ、この人って変わってないわ(笑)」と思いつつ何となく書いたネタである。

相変わらず苦手なキムタクも20年くらい経って、相変わらず「ちょっっ、待てよぉ」とTVドラマでイケメン枠の一線を張っていれば「ぶれない男」として私もファンになってるかもしれない。

コメントの投稿

非公開コメント

ぶれない

生き方における原則を確立しないといけません。ぶれない生き方を目指しますが、壁は高しです。

kazuさんは主義主張にぶれがないな~とブログを拝見してていつも思ってるんですけど。
日和見派?っぽい自分には憧れです。
壁は高しです。
プロフィール

mskyoko

Author:mskyoko
夫と私とトイプードルのノワールとのミニマムな家族。

アラフィフ夫婦の生活もワンコがやってきて大きく変化しました。

想像したよりも50代の生活はずっと楽しいかも。

ワンコを連れて旅行三昧のセカンドライフははたして実現するかしら?

カレンダー
01 | 2018/02 | 03
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 - - -
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる