遠き日の自分と、そして

20年近く前にもなろうとしつつある自分の結婚式。美しいドレスを着て人前に現れるのを嬉々として喜ぶ方向の自己顕示欲を持っていなかった私は、大勢の人の前でただ座っているようなスタイルの結婚式が実はかなり嫌だった。昔のことだからごくごくノーマルな結婚式で、自分たちでコーディネートするなどの意識はなく、またその意欲もなかった。ほんの数時間のうちに数百万が飛んでいく。いったい誰得の話だと思っていた。

今思うと両親がその費用をねん出してくれたことは実にありがたいばかりである。参列してくれた親戚や友人にも感謝したい。そして、どうせならドレスやヘアメイクや余興等も十分に話し合って楽しい式にすればよかったなどと思う。ドレス選びも本当に適当で、当日のヘアもメイクも全く気に入らなかった。今、あの場所に立ちかえるならば、入念に打ち合わせ、信頼のおける専属スタイリストを連れ込んで、(当社比)最高の仕上げにさせたはずだと思うが、後悔先に立たず。もしくは義理を断ち切り、二人かもしくは家族だけでひっそりと式を挙げたと思う。

ただ、現実の式には感動もあった。足を痛めていた父に代わり義兄がバージンロードを一緒に歩いてくれた。前で待っているだんなさんを見ると、紆余曲折を経てここに立ったことの感慨で涙がこぼれそうになった。


だが、今、逆に人様の結婚式がとても楽しい。夢のいっぱい詰まったドレスを見て、ああだこうだと言うのにも力が入る。それは私が黒幕指向なせいなのか、それとも年齢のせいなのかは分からない。


Cdress3.jpg


秋に付き合い始めた姪はとんとん拍子で今年の夏、ジューンブライドとなる。

「紺か茶色がいいわー」

と、若い子にありがちな渋好みを言っていた姪も、華やかな色のドレスを見ると心が動いたようである。私自身は折角20代中盤ならばふわふわフリル満載のピンクや眼に痛いようなイエローを着てほしいと思うけれど。

友人たちの娘さんたちも、結婚なんてまだまだ!と言えないような歳になってきた。自分の娘ならこんなものではなく、どれほど気持ちが浮き立つことだろう。姉はドレス選びが終わると、次は三女の成人式の振袖選びにと(東京にいて成人式は出られなかったので写真と、今回の式のために着物をあつらえる)奔走している。費用のことさえなければ、実に楽しいイベントである。

この姪は、私の結婚式でベールを持って歩いてくれた。「ちゃんと覚えてるよ」と、そのときのことをたまに二人で振り返る。


六月某日、雨が降りませんように。


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姪っ子さん、おめでとう御座います。本当にステキなご家族で、いつもお話を伺うのを楽しみにしています。私もすでに結婚式のお話聞けるのが楽しみ!

★mgさま

温かいお言葉ありがとうございます。
mgさんもあっという間に花嫁の母となる日が来ますよ(笑)。

自分は何着ようなども考えて既に楽しみです。結婚式は数年ぶりの出席ですから。

姪っ子ちゃま、おめでとうございます♪
赤いドレスもとっても素敵☆

自分の時の事を振り返ると…いろいろ思いますよね(^-^;同感!

☆naominさま

ありがとうございます。とっても楽しみです。

naominちゃんのドレス姿、想像するだけで綺麗だっただろうなぁと思います。今になって思うと、いろんな不満が出てくるものですが。

遠い先のことでしょうが、娘ちゃんのときはワクワクでしょうね♪
プロフィール

mskyoko

Author:mskyoko
夫と私とトイプードルのノワールとのミニマムな家族。

アラフィフ夫婦の生活もワンコがやってきて大きく変化しました。

想像したよりも50代の生活はずっと楽しいかも。

ワンコを連れて旅行三昧のセカンドライフははたして実現するかしら?

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