悲しい自慢

現在の自慢話もどうかと思うが、昔の自慢話も相手するのに困ることがある。もちろん、話にちゃんとオチがあったり、語りの上手さでついつい聞き入ってしまったり、現状とも関連があることで参考になったり、そういう例外的状況は多々あると思うけど。

まあ、ステレオタイプだと、

「昔はイケイケ(死語)で女優の○○似だったのよ」。で、今は誰似?

「世界を相手に仕事をしてたよ。NYでは云々・・・」。で、今のお仕事は?

「随分やんちゃしてきたなぁ、二股(旬)、三股も」。で、今もモテモテ?
 

昔のルックス自慢、仕事自慢、学歴/肩書自慢は、下手すると逆に今の自分の印象を貶めてしまう危険性をはらんでいる。目の前の人々は今の自分(もちろん過去の積み重ねがあっての)しか評価してはくれないのだから。

ただ現在の自慢話は私は結構好き。これ難しくて、その人にとっては単なる日常の世間話が自慢に取られることもある。買物や日常や子供の話なんかは別の人にとっては地雷だったりする(怖)。だけど、お金持ちの散財自慢なんて聞くとスッとする。


実はここまではいつものように長い前置き。分かってはいるけれど、ついつい出てしまうのが過去の自分自慢。

最近、犬のせいでアウトドアづいて、だんなさんと一緒に公園に出かけることが増えた。元々アウトドア好きな人だから、この間はグローブとボールを車のトランクから隠し持ってきて嬉々として「キャッチボールしよ♪」とせがんできた。

ところがキャッチボール、ボールがキャッチできないどころか、思ったところに投げることすらままならない。バレーやバスケなどの球技は大得意で体育はずっと最高点。ソフトボールの授業ではショートやサードで華麗なボールさばきを見せつけた。その私がだ。ボールを股の間からトンネルするのだ。


「昔は球技はめちゃめちゃ得意だったよ!篠塚みたい(大ファンだった)って言われたよ!」


と昔の運動神経自慢が止まらない。過去自慢とは、悔しくて今の自分を肯定できないことから始まるのである。衰えた美貌、もはや部下を持たない身、老化した肉体 ... それらを目の前に突きつけられそうになると、目を逸らすために過去の栄光を持ちだす。しかも、その真偽は周りには分からないから吹かすことも盛ることも自由。

でも、だんなさんは二十歳の私を知っている。「知ってるよ」と少しだけ慰めてくれた。



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自慢話、私はけっこう好きです。自分のも他人のも。逆にそれで、自慢話って嫌がられるもんなんだって気づいたのが最近という有様。自分自身がイヤと思ったことないから、知らなかった!(恥)

★mgさま

自慢話、私も結構好きなんですよ。だけど、遠慮してなかなか自慢してくれないので引き出したりします(笑)。

多分、嫌な自慢っていうのは、純粋な自慢じゃなくて「貴方は違うだろうけど・・・」という見下す気持ちが混じっていたり、無理やり張り合おうとしたりしているときなのかも。

旦那様の優しさにほろっとしちゃいました(*^。^*)

私も知らず知らずのうちに若かった頃自慢してるかも・・・と我が身を振り返りました^_^;
腹筋するのに苦戦してる息子に
「ママは中学の頃は毎日100回してた」とか・・・今は^^;

★naominさま

ちょうど「つぶやき」拝見してたところです。折角のセットした頭、画像で紹介してほしかったわ~。

慰め半分、馬鹿にした半分くらいですけれども(笑)。
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mskyoko

Author:mskyoko
夫と私とトイプードルのノワールとのミニマムな家族。

アラフィフ夫婦の生活もワンコがやってきて大きく変化しました。

想像したよりも50代の生活はずっと楽しいかも。

ワンコを連れて旅行三昧のセカンドライフははたして実現するかしら?

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